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あったら便利な資格として、今回は5トン未満クレーン運転特別教育のお話をしていきます。
小さな建設現場では、場内にリモコン操作式のタワークレーンを建てることも多々あります。
誰かがやってくれれば必要ない資格かもしれませんが、有資格者がいないと何往復も重たい材料を運ばなくてはいけません。
そんな時、これがあれば数回の作業で綺麗に移動させることができるようになります。
時間の短縮と無駄な体力を使わないためにも、ぜひ持っておきたい資格だと思います。

この場合はオペレーターがいないので、有資格者がリモコン操作をして揚重作業をすることになります。
タワークレーンの建て方も鳶の仕事になりますが、その話はまたの機会ということで、今回は資格についてです。

5トン未満クレーン運転

教習所等に通い取る国家資格が最上位免許になりますが、この資格は5トン未満のクレーンの運転に限る資格になるので制限付きの資格になります。
工場などで使われる天井クレーンの運転などもできるので、建築に限らず使える資格です。
ユニックも5トン未満ですが、小型移動式クレーンの資格区分になるのでこの資格では運転ができません。

建築で使われる機械ですと、5トン未満のテルハやタワークレーンの操作ができるようになると考えておくと良いでしょう。

講習内容

今回も二日間に分けての講習です。
私が取得した時は一日目が座学の授業、二日目は技能講習になっていました。
計13時間の講習で費用は14000円程だったと思います。
それでは講習に移りましょう!

一日目

初日は座学からです。
この日は8時半ころから18時過ぎまで授業があり、今までの講習の中でも特に長い講習でした。
玉掛け講習に共通している部分が沢山あったので、その時のことも思い出しながらもう一度勉強するいい機会になりました。
しかし朝から長時間の座学が続くため、眠さとの戦いが常に繰り広げられている状態になります(笑)
何とか乗り越えましょう!

二日目

いやー、初日は長かった!!!
この日は実技なので用意するものとして、軍手、ヘルメット、笛がありました。
そして実は二日目目、半日で終わる講習になっているのです。

講習は広い屋根付きの広い倉庫のような場所で天井クレーンを使った内容になっていました。
スイッチ操作は前後左右、巻き上げ巻き下げになっていて、ジブクレーンのような起伏がない分やりやすく感じます。
操作方法や注意点の説明を受けると、一人ずつ順番に鋼管を移動させる練習に入ります。
20人ほどいた受講者に対し、クレーンは一台になっていたので実際に操作する時間は少かったです。
特に試験があるわけではないので、一通り練習して修了になりました。

まとめ

初日はとにかく眠さとの戦いでしたが、二日目は実技の講習になり気が楽になります。
真夏に参加した講習でしたが、屋根付きで非常に快適な講習でした!
おかげで次の日からの仕事が憂鬱になったのはここだけの話です(笑)

荷ぶれを減らして停めるコツは、目標地点より少し手前で止めてインチング操作でワイヤーの振れを吸収してあげることです。

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